「火災保険の解約タイミングについて」

不動産の売却を考える際、火災保険の解約時期は重要なポイントです。物件を売却する際、火災保険はいつ解約すべきなのでしょうか。

一部の人は、売却が決定し仮住まいに引っ越した段階で自分が住まないからと火災保険を解約することがあります。しかし、これは非常に危険です。なぜなら、引き渡し日までに火災が発生した場合、保険金が支払われないばかりか、家が焼失しても住宅ローンの支払いは続くからです。引き渡しまでの間に隣の家で火災がある可能性もあります。その可能性は常に存在します。

売却前に引っ越しを済ませたとしても、引き渡しまで確実に火災保険に加入しておくことが必要です。一般的に、火災保険の解約日は物件引き渡しの前日とされます。これは、引き渡し日に買い主が所有権を移転し、火災保険に加入するためです。ただし、引き渡しや売却代金の受け取りが午後に行われる場合、午前中に火災が発生した場合、売却代金の支払いに支障が生じる可能性があります。そのため、引き渡し日を解約日とする際は、午前中のリスクも考慮し、念のため午後に設定することが望ましいでしょう。

解約の手続きは簡単です。代理店に連絡し、「○月○日をもって解約したい」と伝えればOKです。ただし、日付を遡って解約することはできません。また、長期契約の火災保険を途中解約する場合、残りの年数分の保険料が戻ってくることも覚えておきましょう。

火災保険の解約は慎重に行い、引き渡し日までの安全確保に努めることが重要です。