「買う」か「つなぐ」か——不動産の現場で感じる“バランスの経営判断”


💰 仲介と買取、それぞれの現場で得たもの

今日は午前中に佐伯区の中古一戸建ての決済。
無事、鍵渡しまで完了しました。
ここまで関係者との調整を積み重ね、
司法書士・買主・売主・金融機関とスムーズに完結できたのは、
やはり「現場を理解している」仲介ならではの強み。

一方で、午後は買取候補地や売却見込みのある土地を中心に現地調査。
仲介だけでなく、“買取再販”というもう一つの軸を同時に動かす日でした。


🧭 案件ごとのリアルな判断

呉市の土地では、DM反響からの売主面談。
紹介経由で別ルートも動いており、
販売協力を受けながら、ポータル掲載後1か月で結果を確認する方針に。
売主・建設会社・仲介それぞれの立場を調整しながら、
「どのルートが最も早く、適正に売れるか」を組み立てていきます。

また、呉市の買取検討地では再確認の結果、
駐車困難や地役権の課題が浮き彫りに。
高屋町の案件では、売主様との面談を実施し、
名義や資金状況などの“リアルな事情”を共有しました。

このように、買取案件は数字だけではなく、
人の想いや背景を理解することが欠かせません。


🚗 現場での判断力とチームの方向性

会社としては、今後の社用車体制も検討中。
スタッフ専用にするか、シェア型で運用を続けるか。
買取・仲介の両輪で動く中、
「現場機動力」をどう高めるかも課題のひとつです。


🌱 まとめ:数字の裏にある“人と現場”を大切に

不動産は、数字だけで完結する仕事ではありません。
現場に足を運び、当事者と話し、課題を見つけ、
時に“買う立場”として、時に“つなぐ立場”として、最適な形を探す。

この“バランス感覚”こそが、
地域の信頼を積み重ねる一番の力だと感じます。